昨日でしたか、NHKで、内田高志さんとおっしゃいましたか、プロボクサーの方がこれまで18年間も一日も欠かさずランニングをやっている事を紹介していました。
そのボクサーの方が言うには、自分は弱い、弱いからこそ日々精進しなければならないんだ。そう思って欠かさずトレーニングを行ってきたので、ここまで強くなれた。自分の真価は継続力にある――、という趣旨のことを言っていたと紹介されていましたが、まさに信心も一緒です。
あると思うな善根、ないと思うな罪障。
これはある御僧侶が法話で叫ばれていた一節ですが、常に自分は信心が足りない、と思って信心に励むとき、存外に一生成仏の功徳を頂戴できるのです。
またその一方で、田んぼの畦(あぜ)にあいた蟻ほどの小さな穴であっても放置しておくとどんどん穴が広がり、ついには決壊することがあるように、私たちの信心に謗法の穴が開いてないか、常に留意することが大事です。
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