昨日、7月16日は日蓮大聖人が『立正安国論』を幕府に上呈された日です。
当坊としては予め特に法要を予定していませんでしたが、
晩の勤行の後、いつもなら1時間の唱題をするのですが、
いつも参詣下さる方もおいででなく、家族のみの参加でしたから、
「今日は唱題の時間を割いて、立正安国論を全部読んでみようと思う」
と宣言して、17:45から家族で読み始めました。
約15ページでしょうか、どれくらい時間がかかるか見当もつかず、
途中で、まだ続くのか、これは大変なことを始めてしまったかもしれない、と奉読しながら後悔の念も頭をもたげましたが、それでもくじけることなく、何とか最後まで読み切りました。
女学生の娘たちも、最後までついて来れたのは、子供会などで御書の要文を奉読していた中に、見知った立正安国論の御文があったからでしょう。
全部読み終えたのは18:40
これで、「『立正安国論』は55分で読み終えることができる」ということが図らずも立証されました。
来年も是非やってみよう。
御文中、奉読していて感じたのは、やはり、「信心とは折伏である」との観妙院様の言葉の源泉はまさしくここにあったのだ、ということでした。
日蓮大聖人の御化導は立正安国論に始まり立正安国論に終わる――とよく言われますが、その要点は何かと言えば、
破邪顕正、
これに尽きると思います。
さぁ折伏活動に邁進しよう!
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