お虫払い

お虫払い

 概要

お虫払い（おむしばらい）とは総本山大石寺で御大会式と並んで二大法要に数えられる法会である。
例年、４月６日から７日にかけて奉修されるもので、
代表信徒が登山し、まず御開扉を受ける。
この御開扉では特別に大御本尊の左右に安置されている「御灰骨」「最初仏」の扉が開かれ、
通常の読経の後、大御本尊の縁由を述べた「戒壇説法」がなされる。
１９時から御堂において猊下の御書講があり、
翌７日２時３０分より客殿で丑寅勤行、
７時より御堂で御開山御講、
８：３０時より客殿で虫払い法要・御真蹟披露と営まれていく。
虫払い法要とは、大石寺に厳護される日蓮大聖人以下御歴代上人の御本尊を客殿の特設掛台に奉掲し
虫害を防ぐとともに参詣信徒の信心倍増を催す法会である。
御真蹟披露とは、日蓮大聖人直筆書翰やそれを写した日興上人等による上代の古写本を掲げ持ち歩き
参詣信徒へ披露する儀式である。

[お,行事]