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舎利弗

舎利弗(しゃりほつ)

お釈迦様の一番弟子。身子ともいう。お釈迦様には十大弟子があり、それぞれ〜第一のダレソレという得意分野が冠されている。舎利弗は智慧第一と称された。その智慧第一とうたわれた舎利弗でさえ、この法華経の説かんとする所を会得できず「信ずる」ことによって初めて得る事が出来た。これを「以信得入(いしんとくにゅう)」信を以て入ることを得た、という。
日蓮大聖人は「以信代慧(いしんだいえ)」といって信を以て智慧に代える、と説き、法華経の最たる功徳は成仏(智慧)であるが、これは法華経を信ずるという代償を以て買う事が出来る、と説かれた。しかし単に法華経を信ずるというだけでは意味が明確とはならない。更に語を足すならば、
法華経の神髄は一念三千であり、一念三千の一念とは御本仏日蓮大聖人の一念であるから、日蓮大聖人の説かれる法華経の信心をしなければ、例え自分勝手に朝夕法華経を読誦しようとも成仏は叶わない。「同じ法華を持ち参らせても地獄に堕ち候なり」「法華経は相伝にあらざれば知り難し」「いよいよ此の経の謂れを知れる僧に近づき」云云

[用語,,人名]

最終更新時間:2013年05月15日 22時19分44秒