トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

十三、妙法の三世の功徳

十三、妙法の三世の功徳

 末法の我々は機根が下っているため、自分自身の前世のことは曖昧である。
 しかし、仏法の三世の因果より見れば、すべての衆生が、前世より善悪の種々の業を作っている。よく見れば、人々の過去の因縁がどうであったかは、現在の結果を正しく見れば、そこにおのずから明らかに出ているのであり、未来の結果がどうなるかは、現在の因縁を見れば、また明らかである。
 今世に妙法に巡り値い、題目を唱える人は、前世に大きな仏縁の功徳を積んでいる故に、妙法を聞いて信を起こすのである


御隠尊日顕上人猊下すべては唱題から』 13/61
[すべては唱題から,御指南]

最終更新時間:2017年10月23日 19時37分39秒