「信心に励めばきっと何とかなる!」 H30.07.26 先日の推進会での体験発表は大変よかった(^_^) ICレコーダーが無かったので筆録したのだが、私の脳内録音機は補完機能を持っているので、実際の話と少し齟齬があるかもしれない。 正式に後に活字化されることを期待するが聴衆の記憶に埋没してしまうのは惜しいので、敢えてメモを元にその体験談を書き起こしてみたのが以下である −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 蓮〇坊支部のT見渉である。 私は6年前から本山任務に就いている。 (※1本山任務者とは総本山大石寺の参詣者(登山者)が数千人と見込まれる日に招集がかかり、参詣者の誘導案内と救護を担うボランティア組織である。*1) 当初は週末毎に出動がかかりイヤだったが、人生最期の登山と覚悟して登山する老人、蓄財して生涯一度の登山と思って登山する外国人信徒等に触れるにつけ、尊い仕事なのだと思うようになった。 またその任務に当たり、年齢も仕事も違うが全国から集い同じ志を持つ任務者同志の連帯が出来て嬉しかった。 平成23年の連合会春季総登山の時、地方から来たある女性信徒が体調を崩し救護所で休んでいた。 彼女を仲間の信徒の所へ送り届けたことがあったが、それが現在の私の妻である。これも任務者に精励した功徳ではないかと思う。 その後、妻も任務者に登録し夫婦共に本山任務に参加していた。 さて私事だが、私は介護士の資格を持っていたから老人ホームに就職した。 資格を生かして働けると思っていたが、営業や事務仕事ばかりやらされて不満に思っていた。 そんな矢先、その老人ホームがある不正を行っていたとして県庁より処分が下された。 処分は経営者のみならず介護士にも及び、介護士として働いていなかった自分は辛くも難を逃れ得た。 これも任務者の功徳ではないかと思う。 しかしその老人ホームの経営は傾き始め自分も失職の危機にあった。 折も折、妻が懐妊した。収入が減り、出費が増え絶望的だったが、妻が 「信心に励めばきっと何とかなる!」 とあっけらかんと言うのに励まされて、知人から紹介された職に転職することにした。 しかしその職場は今の住居より遠く、通うには不便だった。 子供も生まれるのでこの際転居しようと話し合っていた所、不思議なことが起きた。 今住んでいるアパートの大家がやってきて、 「済まないがこのアパートは取り壊すことになった。あなたたちには出て行って貰わなければならない。引っ越しの費用はこちらで出すからどうか応じて欲しい」 と言ってきたのだ。御本尊の御加護を痛感した。 そういうわけでほぼタダで引っ越しが出来、新しい職に就くことが出来た。 信心を根本に身を挺して行っていくと、この様に大きな功徳を頂けるのだという確信を持った。ぜひこの信心を多くの人に伝えてゆきたい −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *1:もし「任務者」の定義が違っているようなら御指摘下さい。 H30.07.26にテキスト化しているから恐らく同月の推進会での体験談でしょう。 タイトルは私の心に響いた奥さんのセリフを勝手につけさせて頂きました。 m(..)m {{category 体験,任務者}}