定遺(ていい)とは身延日蓮宗の編んだ御書・『昭和定本日蓮聖人遺文』(全4巻)の略称。
昭和27年(1952)から同34年(1959)にかけて、立正大学日蓮教学研究所編纂による刊行。
邪宗門の作った御書であるから、左程気にしなくて良い。
本宗僧俗が教学に励む時はあくまで本宗が作った『平成校定日蓮大聖人御書』『平成新編御書』を用いるべきである。
大石寺9世、日有上人曰く、
「日蓮聖人の御書を披見申す事、他門徒などの御書をも書写しこい取りつつなどして見るべからず、本寺の免許を蒙るべし、其の故は当宗は信の上の智解なるが故なり云云」(化儀抄79条)
[御書,ご]
最終更新時間:2024年07月10日 10時07分35秒