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日々の唱題で時に適う信行の変更点

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妙照寺支部 SS木H子さん (甲信地方部総会より)
H16.4.18
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!!!日々の唱題で時に適った信行

 皆様、こんにちは。
 私は、平成十三年三月に、友達と十五年ぶりに再会した折、その友達の母親であるN沢さんの折伏で入信させていただきました。その頃の私は、真如苑という謗法の団体に縁をしていました。もともと、念仏の無間地獄の中で生活していたところにさらに謗法を畢ねていたので、日々の生活は定まらず、餓鬼、畜生の世界で苦しんでいました。
 そんな私を見かねたN沢さんは、妙照寺へ連れて行ってくださいました。御住職・早瀬道義師は、そのとき
 「N沢さんは七十二歳。S々木さんのほうが年から言えばずっと若いかもしれないが、私にはN沢さんのほうがずっと輝いて見えますよ。それは命が輝いているということですよ。自分の境界を高めることができる絶対の信心なんですよ」と力強くおっしゃいました。そのお言葉で目が覚めたように思い、入信させていただきました。
!!罪障消滅していく 折伏を決意
 N沢さんに朝夕の勤行を教えてもらいながら、
 「罪障消滅して宿命を換えるには、折伏することよ」と教わり、「折伏しなくては」と思いました。
 高校で同級だった友達が創価学会に入っていることに気づき、
 「どんなに一生懸命、勤行、唱題しても創価学会に入っていてはだめだよ」と話しに行きました。普段はおとなしい彼女が、だんだんと鬼のような形相になり、聞く耳を持ちませんでした。
 そのときのことを、佐久地区長のT内さんにお話すると、
 「総本山大石寺へはもう行って来たのかい? 登山がまだなら行こう。行けば、どんなにすばらしい信心か確信が持てる。大石寺の様子をその友達に話してあげるといい」と言われ、N沢さんと一緒に、初めての登山をしました。本門戒壇の大御本尊様に御目通りが叶い、大石寺の歴史にも触れさせていただき、感激して帰って来ました。帰ってすぐに、友達を折伏しようと会いに行きましたが、彼女は、学会の婦人部長とやらまで引っぱり出して、大石寺やお寺の悪口をまくしたてるだけでした。友達に私の想いは通じませんでした。
 入信した頃、私は、下着の販売の仕事をしていました。その同僚にも学会員がいたので、お宅へ伺いお話しましたが、その方のご主人が庇理屈ばかり並べ立てて、話になりませんでした。このときは、自分の勉強不足を思い知らされました。この後、その学会員からは、仕事の上でも嫌がらせをされ、その非常識な振る舞いに、ますます創価学会は正しい信心からかけ離れていると思いました。
 また、七十歳を過ぎている土屋さんというご婦人と、よく仕事の行き帰りに我が家で茶飲み話をしていました。土屋さんはその年齢にもかかわらず食堂で働いていて、よく息子さんの話をしていました。息子さんは占い好きで、字角が悪いと言っては改姓したり、方角が悪いと言っては新築したばかりの家を売って転居したり、今度は、亡くなられたご主人のお墓まで、場所が遠くなったからと言って移そうとしているという話を聞きました。息子さんに翻弄されている姿を気の毒に思い、私は土屋さんを妙照寺へお連れしました。御住職様の
 「ご主人の回向をきちんとされていかれるとよいですよ」とのお言葉に、土屋さんは涙を流して入信を決意され、御本尊様を御下付していただき、ご自宅に御入仏することができました。
!!信心活動に励める 充実した生活
 その後、私は、病院の調理場に勤めることとなりました。不安定だった収入が、わずかずつではありましたが安定してきました。時間的にも、登山、お寺の行事、地区の唱題会に参加できるよう都合がつけられるようになり、御法主上人猊下の御指南や御住職様の御指導をいただけることに感激し、充実した日々を送れるようになりました。
 一年程前、借金苦に悩んでいた望月さんに信心の話をしました。地区長さんの応援をいただいて、学会員である望月さんのご両親を折伏に行ったのですが、御本尊様は破れ、ガムテープでとめられているあり様でした。学会の間違いを話したのですか、聞き入れてもらえませんでした。その後、ご両親の御本尊様は「ニセ本尊」に変えられてしまい、望月さんだけでも助けたいと思った私は、御住職様のもとにお連れして入信させることができました。
 それからの私は、病院の調理場にいて垣間見る介護者の姿や、私自身の十八年間の老人介護の経験から、生涯の仕事のためにと、訪問介護員の資格を取りました。資格が取れるとすぐに、老人ホームの仕事に就くことができました。
 そこは、神様あり、キリスト教あり、天理教、学会員と、邪義邪宗のオンパレードでした。亡くなった時間が判らない方やガンで入退院をくり返す方、狂暴性がある方、痴呆症だと思っていたら脳腫瘍だったり、手足の関節が曲がったまま硬直している学会員の末路など、間違った信仰の恐ろしさを改めて感じることができました。
!!地区唱題会を続け 折伏が成就
 地区長のもと毎週金曜日の唱題行を続けている中で、今年に入って間もなく、佐久地区の婦人部員と女子部員が折伏を成就しました。一週間で二世帯の成就でした。
 「よし。私も折伏させていただこう、させてください」と祈っていると、以前アルバイト先で知り合った真宮さんが、数カ月ぶりに電話をかけて来てくれました。以前から折伏したいと思っていた方だったので、すぐに会う約束をしました。ちょうど地区長のお宅で折伏成就を祈って唱題していたところへの電話だったので、真宮さんは御本尊様に緑がある、と強く確信して出かけました。真宮さんの話は仕事の愚痴ばかりでしたので、すぐに地区長のお宅に連れて行きました。用事があってたまたま地区長宅へ来ていた講頭さん、会合で集まっていた青年部の方たちにも折伏していただけて、真宮さんはその場で入信を決意されました。二日後の一月十九日、御住職様に御指導をいただいて御授戒を受け、御本尊様を脚下付いただきました。折伏成就が叶いました。
 その後、私は初級数学試験に向けて、唱題に励み勉強会に参加していました。
 「行解既に勤めぬれば三障四魔紛然として競ひ起こる」(御書一〇六三頁)と御金言にありますように、まさに試験前日の一月二十四日、天職と思って意欲満々でいた職場を一月一杯で解雇、という状態になってしまいました。
 教学試験は無事に済ませ、唱題していると、一月の座談会での御住職様の
 「魔は天界に住むんだよ。自分が気づかないうちに心の隙間に入り込んでくるんだよ」との御指導を思い出しました。さらに、真宮さんを折伏したときにいただいた
 「真宮さんが初信の功徳を戴けるよう、協力してあげてください」とのお言葉も忘れていました。私の心に慢心があったのかも知れません。我利我利の自行はあったとしても化他の、相手を思いやるという部分に欠けたところがあったと反省し・ました。今は「自行化他の信心」を自分自身に確立するために与えられた時間だと有り難く思い、日々勉強させていただいています。
 先日、なかなか連絡がつかなかった真宮さんに会うことができました。一緒に唱題ができて、さらに四月二十五日の支部総堂山に行くと約束してくれました。一緒に登山できことを喜んでいると、真宮さんがとても条件のよい仕事に就くことが決まりました。「一切を開く鍵は唱題行にある」と御法主日顕上人猊下は御指南されています。お寺での唱題行、地区での唱題行と欠かさず参加させていただいて、御指導をいただきながら、広宣流布のお役に立てるようご奉公させていただきたいと思います。いつも地区長は
 「家で唱題ができなかったらいつでもおいで。とにかく題目を唱えて難酔乗り切るんだ」とご自宅を開放して、励ましてくださっています。『報恩抄』に、
「極楽百年の修行は穢土の一日の功に及ばず」(御書[一〇三六|http://honshubou.main.jp/gosho/1036.htm]頁)

とございます。私の家からお寺までは一時間はかかるので、有り難く思い、地区長宅で唱題させていただいています。
 本年「破邪顕正の年」、さらに唱題をして、広宣流布のお役に立てる境界にしていただけるよう精進してまいります。一月三十一日の唱題行の砌の御指南にございますように、邪悪な集団である創価学会から、必ず友達を救い出したいと決意しています。また、かつて真如苑に縁をさせてしまった友達もいるので、折伏していこうと思います。そして、折伏させていただいた方たちと共に歓喜にあふれた信心修行がしていける境界にさせていただけるよう精進してまいります。
 最後に、私が最近強く感じていることをお話します。今年の一月に折伏成就できた同じ地区の女子部員は、入信以来、素直にまじめに信心修行をして大きな功徳を償み、良縁に恵まれて大石寺近くの富士宮市の法華請員のもとへ嫁ぐことが決まりました。その姿を通して、素直な信心の大切さを感じていることをご報告させていただいて、終わります
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大白法648 H16.07.01号より転載
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