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『内房女房御返事』
(★1494㌻)前
此等はさて置きぬ。氏女の慈父は輪陀王の如し、氏女は馬鳴菩薩の如し。白鳥は法華経の如し、白馬は日蓮が如し。南無妙法蓮華経は白馬の鳴くが如し。大王の聞こし食して色も盛んに力も強きは、過去の慈父が氏女の南無妙法蓮華経の御音を聞こし食して仏に成らせ給ふが如し。
弘安三年八月十四日 日蓮花押
内房女房御返事
平成新編御書
―1494㌻―
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