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『三八教』


(★416㌻)
 般若衆生法妙  相待妙
         仏法妙   相待妙
               相待妙
         心法妙
               絶待妙
               相待妙
 法華      衆生法妙
               絶待妙
               相待妙
         仏法妙
               絶待妙
 
 華厳の円   仏慧 籤の二に云はく「若し相対の中には展転して       妙を明せども、前の麁猶存せり、今絶対を論ずるに、前の諸麁を
  絶して形待す可きなし」
 方等の円 仏慧
 般若の円 仏慧
       仏慧
  法華の円
       開会
 
  玄の二に云はく「此の両妙を用ひて上の三法を妙ならしむ。衆生の法に亦是の二妙を具足す。之を称して妙と為す。仏法・心法に亦二妙を具す、之を称して妙と為す」文。籤の二に云はく「二妙をもて上の三法を妙にすとは、三の妙法華に在りて方に妙と称することを得ることを明かさんと欲す。故に二妙を須ひて以て三法を妙ならしむ。故に諸味の中に円融ありと雖も全く二妙なきなり」云云。
  
 

平成新編御書 ―416㌻―

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