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『三八教』


(★415㌻)
           縦待
           約部
        前四味を麁と為し醍醐を妙と為す
 相待妙      横待
        前の三を麁と為し後の一を妙と為す
 
 当分相待妙
 跨節 絶対妙
  籤の二に云はく「当分は一代に通ず、今に於ては便ち相待を成ず。跨節は唯今経に在り、妙意は今に適ひたるに非ざるなり」と。玄の二に云はく「此の経は唯二妙を論じて更に非待非絶の文なし」と。此即ち初門の摂なり。故に二妙を須ひて以て三法を妙ならしむ。諸味の中に於て円融有りと雖も全く二妙無し。
 
         心法妙   相待妙
 華厳経円    衆生法妙  相待妙
         仏法妙   相待妙
         心法妙   相待妙
 方等      衆生法妙  相待妙
         仏法妙   相待妙
         心法妙   相待妙
 

平成新編御書 ―415㌻―

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