標準的信徒像とは

大乗仏法は戒律を旨とする教えではありませんから、志こそを大切にします。
ですからこれが出来なければ不合格、というものではありません。
しかし、目標がなければ高みを目指すこともなく、志も単なる自己満足に陥る懸念があります。
そこで、ここでは日蓮正宗信徒として少なくともこれくらいは弁えなければならない、という点を以下に掲げてみます。

標準的信徒像
  1. 自宅に御本尊の安置と朝晩五座三座の勤行の実践  毎日御本尊様に水やご飯のお供えをする中に信心が深まります。いつまでも内得信仰(御本尊未安置)ではいけません。毎日の勤行は信心の基本です。これなくしては信心をしているとは言えません。内得信仰の方は大石寺に向かって定時に行います。
  2. 月に一度の所属寺院参詣
     毎月第二日曜の日蓮大聖人の御報恩御講には参詣して報恩感謝申し上げ、住職の法話や御法主上人の御指南を拝聴するべきです。
  3. 年に一度は御開扉を受ける
     大御本尊こそ根本の御本尊です。欠礼はいけません。恋慕渇仰の志をもちましょう。遠方・御年配の方は為しがたいでしょうが、それでもその志は持つべきです
  4. 存分の御供養をする
     御供養は信心の表れです。御供養も出来ない人が、それより尊い命がけの信心を出来る筈はありません。「させて頂く」気持ちを持ちましょう。
  5. 折伏をする
     自行だけではなく化他に及ぶ、即ち信心をしてない他の人にもこの信心を教えて共々に福徳を積もうと働きかけるのが本宗の信心です
  6. 冠婚葬祭は菩提寺に
     人生の節目を正法によって行う事は勿論です。
  7. 先祖供養
     現在の自分があるのも御先祖あってのことです。特に未入信のまま亡くなった方は御塔婆を建てて供養する気持ちを持つべきです。
  8. 法統相続――次世代への信心の継承
     この仏法は最高の功徳がある。この観点に立てば未来を生きる子供たちにこの信心を教えずにいられましょうか。
  9. 世間に後ろ指を指されることのない大人格を目指す
     最高の仏法を信じ実践している人は円満な大人格を持つのです。粗野な振る舞いで世間に顰蹙を買うようなことでは仏法に泥を塗ることになります。
  10. 日蓮正宗以外の信仰を捨てる
    正しい仏法である日蓮正宗と平行して他の宗教もやる、というのは日蓮正宗を正しい仏法と認めていない事になりその絶大な功徳を得られません。謗法厳誡が本宗の宗是です
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