honshubou的国防計画案 3

honshubou的国防計画案     


(2よりつづく)
総本山第五世 日行上人(にちぎょうしょうにん)の申状に、

経に曰く、正法治国邪法乱国と。若し世上静謐ならずんば、御帰依の仏法豈邪法に非ずや。是法住法位世間相常住と云えり。若し又四夷の乱あらんに於ては、寧ろ正法崇敬の国と謂つべけんや。

(聖典五七二)

とありこの世が安寧でないならば、

四方の賊が攻めてきそうな状況であるならば、必ず一国に謗法が蔓延している証拠である、と述べられています。

当に現在日本の困った状況は、政権与党に食い込んでいる池田創価学会をはじめ有象無象の様々な邪宗邪義が蔓延して居るが故の結果であることは明かなのです。

そうであれば、『下山御消息』に

法華経守護の釈迦・多宝・十方分身(じっぽうふんじん)の諸仏・地涌千界(じゆせんがい)・迹化他方(しゃっけたほう)・二聖(にしょう)・二天・十羅刹女(じゅうらせつにょ)・鬼子母神(きしもじん)は他国の賢王の身に入り易(か)はりて国主を罰し国を亡ぜんとするをしらず。

(一一五八)

とあるように、謗法充満の国があると、仏法を守る諸々の神仏が隣国の王の身に宿って、その謗法の国を罰せようという動きになるのです。そうしますと、

真の天のせめにてだにもあるならば、たとひ鉄囲山(てっちせん)を日本国に引き回らし、須弥山(しゅみせん)を蓋(おお)ひとして、十方世界の四天王を集めて、波際に立ち並べてふせがするとも、法華経の敵となり、(教主釈尊より大事なる行者を、法華経の第五の巻を以て日蓮が頭を打ち、十巻共に引き散らして散々に踏みたりし)大禍は、現当二世にのがれがたくこそ候はんずらめ。

(下山御消息 一一五九)

と、第一防衛ラインとして鉄囲山という険しい山をバリヤーとして九重に囲って外敵を防ぎ、

第二防衛ラインとして、海岸に戦いの神たる毘沙門天等の神々を配置して万全の備えを敷いたとしても、大聖人の仏法を護持弘宣する御宗門に弓を引く大謗法がこの国にあるのならば、外敵に必ず打ち破られる。

要するにどんなに防御策を講じても仏法に逆らって居る以上はダメなんだ、ムダなんだと示されています。

況んや浅はかな人知を以て、日本も核武装をすべきだとか、空母を持つべきだとか、などと対抗手段を講じても効果はないのです。そんなことは二の次に考えればよいことであって、まず第一に考えなくてはならないのは日本一国の広宣流布なのです。
(4へつづく)


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