honshubou的国防計画案 4

(3よりつづく)


honshubou的国防計画案     



何故ならばこの困った現状の根本原因は一国謗法という、他国から攻められるべき道理を自ら有している所にあるからなのです。

ではどうすればいいかと言えば、逆に今度は、道理として他国から攻められないようにしていけばいいのです。

即ち、今日本を護るのに最も重要なこと、第一に考えねばならないことは、我々の折伏によって正法を護持する人を一人でも多く輩出することに尽きるのです。

皆さん、そうは思いませんか?

法妙なるが故に人貴し、人貴きが故に所尊しと申すは是なり。

(南条殿御返事一五六九)

と言われますように、一国正法流布が果たせたならば、それによって自ずと天変地異も鎮まり、他の国からも敬われ、日本は一億人の仏様が住まわれる素晴らしい仏国土となるのです。

勿論その間には此の信心をさせじとする様々な障害・迫害がおきるのでありますが、『四条金吾殿御消息』に、

安楽行品に云はく「刀杖も加へず」と。普門品に云はく「刀尋いで段々に壊れなん」と。此等の経文よも虚事にては候はじ。

(四条金吾殿御消息479)

と必ず諸天善神の守護を被るのであります。 これは、『観世音菩薩普門品 第二十五』に、

彼の観音の力を念ぜば 刀尋いで段段に壊れなん

(開結五六九)

とある経文ですが、法華守護を誓った観音菩薩の力を念ぜば例え迫害者が刀を振り下ろしたとしても法華経の行者を殺す事は出来ない、という意味です。

メモ 『撰時抄』に

檀弥羅王は師子尊者の頭を切りしかば、右の手刀とともに落ちぬ。(撰時抄844)

と示されています。

その何よりの実証は竜の口の法難であります。

剣に命をかける武士が、竜の口にて大聖人を斬ることが出来なかった事は正に経文の通りです。

故に日本一国が広宣流布したならば、

これを害そうとする国は一転して自ら滅んでいくのは文証・現証ともに明らかです。

ですから日本の広宣流布、これが完璧・確実な日本の防衛構想というべきものなのです。

(5へつづく)


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