開結
概要
開結(かいけつ)とは法華経のことである。
法華経はその露払いたるお経に「無量義経」がある。これを開経という。
そして本編たる法華経二十八品が説かれ、
最後に締めくくりとして「仏説観普賢菩薩行法経」があるこれを結経という。
要するに無量義経から始まって観普賢経まで法華部のお経全て括って「開結」という。
大石寺から出版されている
一般的説明があるので参考に供する
かい‐きょう【開経】 ‥キヤウ
〔仏〕
(1)本経を説く前に序説として説かれた経典。無量義経が法華経の開経とされた類。⇔結経。
(2)経文をひもとくこと。「―の偈(げ)」
けっ‐きょう【結経】 ‥キヤウ
〔仏〕本経を説いた後に結論としてその要旨を述べた経。法華経に対する観普賢経の類
広辞苑 第六版 (C)2008 株式会社岩波書店
最終更新時間:2015年05月09日 10時17分05秒