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罪障

罪障(ざいしょう)

仏法は因果を説く。善因善果悪因悪果とて善いことをすれば善い結果、悪い事をすれば悪い結果が必ず現れる、と説く。人を殺せば人殺しの報いがあり、盗めば盗人の報いがある。これは現世(今世)だけではなく、この世に生まれてくる以前の前世において犯した功罪も償わない限り現世に繰り越されるし、今世に犯した功罪も繰り越されて死んだ後どこかに生まれ変わった自分に現れる。罪障とは悪事によって生成された罪である。
一番悪い罪は何か、それは人々を成仏させる正法を謗る事、すなわち謗法である。この罪障は大変重く、推定三億年以上(増減劫による算出)一番厳しい阿鼻地獄で過ごさねばならない。故に今世で積んだ謗法の罪は今世で正法信仰の功徳によって是非、消滅させなければならない。なぜなら正法を信仰できる最も有力な形が人だからである。犬やゴキブリに生まれて正法を信仰しようとしても中々出来ぬからである。(一方でイヌやゴキブリの方が謗法を犯さないから順縁を結びやすいとも言える)

[用語,教義,]

最終更新時間:2013年05月15日 22時20分26秒